.htaccessによるアクセス制限(Basic認証)

Basic認証とはWebサイトにアクセスした際に、認証ダイアログが表示され、IDとパスワードを 正しく入力しない限りはページ表示がされないようにするものです。
これを.htaccessで行うことができます。


※画像はWindows7版InternetExplorer9のものです。


設置方法
1.htacessファイルの作成

AuthUserFile /home/アカウント名/.htpasswd
AuthName passwd_test
AuthType Basic

require valid-user

これをテキストエディタ(メモ帳やTeraPad等)に貼り付けて、.htaccess という名前で保存します。

※保存した際に「.htaccess.txt」という名前になってしまった場合は、ファイルの名前の変更から「.txt」を削除してください。


1行目
AuthUserFile:
.htpasswdファイル(パスワード用のファイル)を設置する場所の記述になります。好きな場所に設置することができます。

アカウント名:
ご利用頂いてるFTPアカウント名を記述します。

2行目
AuthName:
認証ダイアログの説明文になります。日本語でも記述できます。
※ここではpasswd_testがそれにあたります。



2.htpasswdファイルの作成
このファイルにアクセス可能なユーザーの追加をします。

user1:Xj3MuzteR8Vnk
user2:LL5SwzQFV5iyE

.htpasswdファイルはこのようにユーザー名:パスワードの形で記述されます。
パスワードは暗号化の必要があります。(ユーザー名は必要ありません)

パスワード暗号化システム  

複数のユーザーを設定したい場合は、.htpasswdファイルにユーザー名:パスワードを追加します。

3.ファイルのアップロード
作成した.htaccessおよび.htpasswdファイルをアクセス制限をかけたい場所にFTPソフト等でアップロードします。

.htpasswdファイルは.htaccessファイルで設置場所を記述しているので間違えないよう注意してください。


.htaccessでは、Basic認証以外にもIPごとのアクセス制限やページの自動ジャンプ等色々な事が出来ます。 使用してみたいお客様は、詳しく説明しているサイトや専門書などをご覧ください。
設定でご不明な点やご質問などございましたら、メールにてお気軽にお問い合わせください。